最初に開発施術をはじめたTHIRD WAVE だから解剖学的に説明できること。多くのお店が、この説明の後に同様の説明をはじめました。しかし、大切なのは解剖学ではなく、人の心、感情です。



● THIRD WAVE 推奨のシャワ浣🚿の仕方        

① トイレで大を済ませる
② 浴室のシャワーヘッドを外し、ホースだけにします。お湯は適量適温でだしておきます。(お風呂の排水孔も蓋をとって流れやすくします。個人的には湯温は38℃ 湯量は勢いがありすぎて肛門にあてるとジャーっビシャビシャとならない程度)
③ 何度か深呼吸(腹式呼吸)をします。吸うとお腹が膨らみ、吐くとお腹が凹む呼吸です。
④ 息を吸います。
⑤ 息を吐くタイミングにあわせてホースの先を肛門にあてがいます。自然と腸内にお湯が入ります。        
⑥ 息を吐きおわったら、ホースを肛門から外し息を吸います。お腹が膨らむと同時に肛門から湯が排出されます。
⑦ ⑤と⑥を交互に3回くらい行います。排出されるお湯が綺麗になったら完了です。

※ 一言で言うと、深呼吸で息を吐く時にお湯を入れてください。息を吸うと勝手にお湯がでます。それだけで2.3回の呼吸で綺麗になります。

※ お湯は直腸部だけに入れば大丈夫で、腹式呼吸(深呼吸)の吐く秒数(1〜2秒)で十分。息を吐くと骨盤底筋に横隔膜の動きにあわせて内向きの圧がかかるため自然とお湯が適量はいります。


● ウケを楽しんでみたいタチの方へ

いろいろと施術をしていて、一つ気づいたことがあります。それは、タチの方が、ウケの肉体的な気持ち良さを[肉体的なものとしてだけ]とても過大評価している点です。

まさか、ウケがいつ挿入されても女性のオーガズムみたいに感じてしまうとか、まさか、誰に挿入されても麻薬をキメたみたいに、気持ち良すぎて頭が真っ白になってしまう、などとは思っていないですよね?

でも、残念ながら、何人かのタチの方は、実際こうした勘違いをなさっています。

ウケは、いつでも、どこでも、誰に挿入されても、直ちにケツがトロトロに疼いて肛門から快感を感じてしまうのだと。

否、です。そんなことはありません。厳密に言うと、それは仕上がった肉体を持つウケか、ずっと想いを寄せる死ぬほど大好きな人に絶妙のタイミングで口説かれて抱かれた時だけの話です。

ここで質問です。タチの皆さん、全くタイプでない、むしろキモい人に道端で突然チンコを握られてシゴかれたら、気持ち良くなりますか?

もちろん否、ですよね。特殊な性癖を持つ方以外。ウケだって同じです。とても大事なことをこれから言います。一番覚えておいてほしい大事なことです。

【セックスは感情でする行為である】

ということです。

肉体は感情に引きずられます。快感は感情の産物なんです。

ウケも、気分が乗らない時、好きではない人が相手の時、挿入されても不快でしかありません。開発済の経験者ですら、痛いと感じることもあります。

好きな人と感情が盛り上がるセックスを重ね、痛みにまさる感情的満足を感じ、だんだんとパブロフの犬のように 挿入=気持ちいい という経験を積み重ね、挿入と気持ちいいの関係を連結させます。(パブロフの犬における、お皿=美味しい餌 のようにです。)そうなれば、自然とヨダレは垂れます。

こうして、(好きという感情に基づく)挿入と気持ちいいの反復を重ね、

最終的にはお皿をだしたら、美味しい餌が思い浮かんでヨダレを垂らす犬のように、挿入されたら、好きとか気持ちいいという感情(快感)が逆に思い浮かぶような肉体と感情の連結を定着させるのです。    

こうして、仕上がると、気分が乗らなくても、挿入をされると感じてしまうという上質なウケの肉体が完成します。

熟練ウケは、こうしたプロセスを得て、完成してゆくのです。

ここまでを振り返ります。

① まず大切なのは、痛くても我慢できる(痛みよりも抱かれる幸せが勝る)くらい好きな相手をみつけることです。セックスは相手ありきの感情の行為です。

② そして、その行為をたくさん繰り返します。

※ そうしたセックスを重ねる途中で、肛門は少しずつ断裂し、超回復により、少し広がった状態で回復するのを繰り返します。そうして、自然と痛みなくペニスがはいるサイズに広がる肛門ができます。    

③ 妥協の相手でセックスをせずに、好きな人、タイプの人、愛する人とするセックスを重ねます。

どこかで、前立腺にあたるズシンとした鈍い痛みのような振動、地響きが、快感にかわる時が訪れます。少しずつ、あれ? 気持ちいいかな? と思えます。

その時も、肉体を優先させず、好きな人に抱かれている合体できている精神的な嬉しさや感情を重視して感じとってください。

心や脳に、その喜びを、どんどん覚えさせるのです。

④ 日増しに、セックスにおける心と肉体の連結が深まり、最終的に、挿入=気持ちいい と感じる仕上がりに到達します。回路が完成します。

※ 潮吹きやトコロテンも、およそ、感情がメインかつベースの快感です。自分の経験上も、体験した人に聞いても、それそのものが単体で気持ち良いわけではありません。感情を抜きにすれば、肉体的には、ただおしっこがでるだけ、ただ、前立腺からの刺激で射精に至るだけです。(ドライについてはまた別途)

感情の延長上に、あらゆる肉体反応があります。肉体にこだわり過ぎないでください。



補足

● ノンケもたまに「女に生まれかわって、女のオーガズム感じてみたい」って考えたりします。しかし、今から俺がケツ掘ってやるよ、っていうと、嫌だ、と言います。

タチの方、ウケになりたいのは、愛する誰かのためですか? 単なる好奇心ですか? 好奇心だけだと、前述のノンケのようになってしまいます。



前立腺は現代医学においてはその機能が未だよく理解されていない器官ですが、タントラ哲学においては前立腺は「聖なる場所」としてセックスの感情中枢であると考えられ、前立腺をマッサージすることにより心理的および肉体的ストレスを開放できると言われています。

解剖学的には、ペニスの小さな男性ほど、前立腺の刺激を感じやすいとも言われています。(ペニスが小さな男性は、前立腺が少し大きく、腸壁の近くに位置することが多いためだそうです)

催眠状態下での暗示により、ドライオーガズムに至る場合もあります。

通常のオーガズムと比べ、ドライオーガズムは快感が長い間続きます。射精直前のむず痒いような、ぞくぞくした快感がずっと続くのです。波のように何度も何度も、場合によっては1時間以上も快感を得ることができます。射精という終わりがないため、いつまでも気持ちよくなることができます。

ドライオーガズムに達するためには、呼吸のしかたも大きなポイントとなります。深呼吸を心がけ、意識を前立腺に集中させます。気持ちよくなってくると呼吸が浅くなりがちですが、そのまま深呼吸を続けてください。腹式呼吸を意識するのも良いかもしれません。
具体的には、ゆっくり息を吐き、肛門を閉めていきます。続いて、ゆっくり息を吸って、肛門を緩めます。これを何度も繰り返すことにより、肛門の動きと呼吸が一致するようにします。

横隔膜と骨盤底筋群を動かすこと、いわゆる腹式呼吸はリラックスと同時に全身の血流を良くするため、タチの勃起力維持とセックスの快感増進にも役立ちます。

そして、さらに腹式呼吸を重ねて快感が増して振り子のようにその快感の波が増しながら近づいてきたら、ある瞬間から骨盤底筋群が呼吸にあわせて勝手に自動で連動するようになります。

その状態がドライです。

そこで、腹式呼吸とは逆の骨盤底筋群の動きを意識的に少し入れます。(逆腹式呼吸)平素でもその瞬間にゾクッとするようなエレベーターに乗った時のような感覚がすると思います。ドライの振り子がキマっていると、その逆の力を入れた時の感覚は究極の快感点 スーパードライ に一気に到達します。

とは言え、簡単ではありません。ウケができる方でも、こうした状態には極々稀に、一生のうちに何度かしか経験できません。

感情、気分、体調、熟練度のバロメーターがぴったりあった時にのみ実現します。



ケツ開発店舗

セックスは感情でする、という前提を踏まえ、もし、スタッフがお客様のタイプであったり、感情的な満足を得られるキャラクターだと思われましたら、その回路を仕上げるためのお手伝いをさせていただきます。(ケツ開発に重要な骨盤底筋群へのトレーニングです。性的内容は含まれておりません)